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2012年12月の記事

空が晴れたら気分も晴れて

今日は除雪車も不要の朝。
気分がいいです。

北海道の冬の暮らしは、どうですか?
と、よく聞かれる質問だけど
今日のような日なら
「北海道の冬は空も高く青く、気持ちいいですよ。」
と心から答えられる。
けれども、先日の“だいたい真っ直ぐ”と車線を予想しながら
猛吹雪のなか国道五号線を車で走るような天気なら
「本当に、誰が北海道に住もうって決めてん。
 南の国やったらよかったのに・・・」
と、まるで自分が北海道にいることを全否定したくなり、
お得意の“もしも話”に空想をひろげて現実から目を背けたくなる。

 

プラス思考の“もしも話”なら
「今、ロシアを旅してるに違いない・・・」
マイナス思考の“もしも話”なら
「南の国に住んでいたらこんな怖い思いもせず
 冬の日も乾いた大地を散歩していたに違いないはず・・・」

 
大雪はいいとしても
私が本当に怖いのは、猛吹雪と異常な低温。
猛吹雪は普通の天気より命のなくなる確率を感じる。
(なんの根拠もないけど・・・・)
異常な低温は、一度凍ったら取り返しのつかなくなる
“引き返せない恐怖”に気温が下がるたびにおびやかされる。
(勝手におびえてるだけだけど・・・)
猛吹雪と異常な低温は心が健やかで穏やかではないということ。
(ただ、気が小さいだけかも・・・・)


今日は心が健やかで穏やかな一日になりそう。
薪ストーブの上では
今日食べるカボチャの煮物と
明日食べるカレーの具と
あさって食べる豚と大根と卵の煮物がのっている。
今日カボチャが煮えたら
明々後日の黒豆をのせる。
天気が良ければ
「お料理でもしようかしら?」
という気持ちの余裕もでてくるというもんだ。

天気よくなかったら、
何もかもがどうでもよくなる“小さい心”を矯正し
どんな一日でも健やかに穏やかに暮らせる心を
持ち合わせ北海道の冬をすごせるように
来年の「青大将のみ~様」にお願いしよっと。(他人まかせの心もち)

夜は湯たんぽ用のやかんが並ぶ薪ストーブ
夜は湯たんぽ用のやかんが並ぶ薪ストーブ

お知らせ

除雪作業員はマッチョにまではいかず、
700グラム体重が増えて帰阪いたしました。

5歳の頭

マイナス16度の朝。
空が高くて気持ちいい。

 
除雪作業員は相変わらずはりきっている。
10円では労働に見合わないと交渉をしてきた。
なんと交渉の額は50円!!
大阪より
「10円では家の風呂洗いより疲れるろうどうでは?」
と情報がはいった。
情報社会!北海道から大阪まで瞬時に報告がいったらしい。
「10円の1と50円の5を足して、15円で手をうとうではないか!」
とこちらからも提案してみると
「15より50のほうが大きいやん!」
と即答。なかなか5歳の頭はあなどれない。
しかし、50円と決まったものの
5歳の頭は“請求する”いうことを忘れているらしい。
忘れているものはほっておこう。

 
2日前のこと、
「あの、隣のへやの黒いスプーンはいくらしたん?」
としきりに聞いてくる。
「ああ、あれ500円くらいやで。
 いいやろ?」
と答えると
「どこで買ったん?北海道で買ったん?」
と聞くので
「そうやで、北海道のどこか忘れたけどな」
と、会話が続きやたら黒いスプーンの興味を示した。
5歳やのに渋い趣味してるなぁと思っていたら・・・。

 
なんと!
破壊してしまっていたらしい。
見つけた私が
「ああ(これのことか!)・・・・・・」
と黒いスプーンを見つめていると
「こんなんになってしまっててん」
と自分までが発見者になった口ぶり。

 
5歳の頭で考えることに感心してしまった。
①遊んでいたら壊れた
②高いものやったらどうしよう
③こっそり買ってもとにもどして
 なかったことにしようか
までくらい考えたかな?!
「ええねん。形あるものは壊れるって決まってるねんから!」
と、悲しそうな顔を作った子どもにいってみた。
「そうやな!」
と、急に晴やかな笑顔だ。
心の重みが一瞬で消えたらしい。すばらしい。

 

除雪作業員の気に入った寝床

除雪作業員の気に入った寝床

友達が言った言葉で
「一生懸命やって間違えたら誤ればいいねん。
 頭を深々とさげて「申し訳ありませんでした」って。
 悪いと思ってやったこととちゃうやろ。
 そしたら誤るしかないやん。
 そんで、しまいや!」
という、大人な意見がある。
普段、誤ることや深々と頭を下げることに
無縁のような風貌の彼女から聞いたので
「そんでしまい!」
が印象的で今でも私の大切な“心もちのひとつ”となっている。

 
今度の破壊の時は5歳の頭に
「心配と不安でドキドキする前に深々と頭をさげて誤ってしまい!」
と教えてあげようか。
いやいや、このドキドキがあってこそ
「そんでしまい!」
の心境が自分の心の支えになるのかも。

除雪作業員を雇用

「おお!!夢の世界が現実になる~」
と、北海道への旅の希望者がいたので
タンポポハウスまで連れてきた。

 

久しぶりに大阪で会った希望者の子どもは
「〇へ〇ぉ~(←私の名前)!久しぶりぃ~。
 久しぶりで“〇へ〇ぉ”の顔 忘れてしまってんでぇ~。
 “じいじ”と“ばあば”の顔も忘れてしまってるかも~。」
と、忘れてしまってるにも関わらず厚い抱擁を一方的に交わしにきた。
あまりに厚い御挨拶なので、とりあえず抱擁を受けて
「大丈夫やでぇ~。
 私らもあんたらのこと忘れてしまってるから。安心してやぁ~」
と、抱き合った。
どうやらお返事が一般的ではなかったらしく
「えっ!?」
と、子どもは言っていたが(どういう意味かな?)と
考えるのをやめて抱擁に集中することにした様子。

 
子どもと2人、ピーチ航空に乗り格安にて北海道へ。
「飛行機初めて乗るねん。」
と喜んでいる。
「雲の上まで飛んだら世界中が見えるかな?」
なんてロマンチックなことを言いながら
窓の外を眺めていたはずが
寝てしまったらしい。
結局、世界中が見えるかどうかは確認できず着陸。

 
翌日より、夢の世界“タンポポハウス”で労働開始。
「なぁ、おうちでお風呂掃除とかしてお小遣いもらってるやん。
 1回いくらもらってるん?」
と、雇用主が探りをいれると子どもはあっさり
「10円やで!」
と、告白。
「ほんなら、除雪一回10円でやって!頼むわ!!」
といったらにっこり笑って
「ええで!」
と、交渉成立。

子どもの2日分の除雪費、50円。
なかなか、やる気と集中力のある子どもで
除雪する足腰が働いてる雰囲気を十分に感じさせる。

「除雪でマッチョになって大阪に帰るねんで!」
と、“ばあば”は子どもを応援中。
マッチョって・・・・・・。

ハイビスカスの温度計

うちの温度計はハイビスカスでできている。
去年と今年と2年連続、挿し木をした人から頂いた、
あまり大事にしていないのに
元気なハイビスカス。

 
朝、起きてすぐに出かけちゃう時、
夕方もどっても、すぐ出かけちゃう時、
夜、寝るだけの2時間くらいの時、
薪ストーブをつけるのが面倒で
家中が寒くてもそのまま過ごす。
朝は、湯たんぽのお湯で顔を洗って歯磨きして出発!
夜は、お風呂に入って湯たんぽして・・・・。
指先が冷たいけれど、布団から指先だけ出して
本を読みながら寝る。
指先も冷たいけれど鼻の頭もよく冷える。

 

5度くらいまでならなんとか大丈夫。
5度は冷蔵庫の中と同じ温度だけど。
5度のときは家の中でスキーウエアーで過ごす。
スキーには行かないけど、ウエアーはある。

 

そんな日を2日ばかり過ごしていたら
ハイビスカスの温度計が生命の危機を知らせた。
「このままだと、あぶないさぁ~。」
と、沖縄の言葉でしゃべりながらぐったり。
それを見た私も
「ほんとに、あぶないねぇ~」
と、思った。
人は大丈夫でも、保存してるジャガイモとか
カボチャとか、玉ねぎとかは寒くて危ないかも・・・。
それより、水道管。

ぐったりハイビスカス

ぐったりハイビスカス

ははぁ・・・。
ハイビスカス、なかなか賢いなと思い
その後、ハイビスカスがぐったりしたら
面倒くさがらず薪ストーブをつけることにした。
ハイビスカスが賢いのは
ぐったりしてもストーブをつけて室温があがると
4時間から6時間で復活するところ。
それも何回も・・・・。
親切じゃない家主のもと、頑張れハイビスカス!
春を共に見ようじゃないか!

しゃきっとハイビスカス

しゃきっとハイビスカス

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