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2010年4月の記事

〖今日の歌才湿原〗

「国道5号線から見えるタンポポハウス。国道の両側に湿原がある。」

「国道5号線から見えるタンポポハウス。国道の両側に湿原がある。」

タンポポハウスの庭?にある歌才湿原を紹介することにした。
黒松内町にとって大切な自然資源だが、町のものではないのが残念だ。
春から秋にかけて、歌才湿原に咲く花たちの様子を写真で伝えようと思う。。

「湿原のミズバショウは、小さな場所で咲いている。」

「湿原のミズバショウは、小さな場所で咲いている。」

「ミズバショウは、5月連休で終わりそうだ。」

「ミズバショウは、5月連休で終わりそうだ。」

〖豆オヤジにタヌキ汁を腹いっぱい〗

「ここにニワトリを入れて、キツネを呼び寄せる作戦」

「ここにニワトリを入れて、キツネを呼び寄せる作戦」

ありがたい話だ。
ひとが困っている時に必ず現れる、まるで黒松内のスーパーマン。
それもさりげなく。

 

「これ使ってみたら・・・。」と、わざわざ動物の捕獲器を持ってきてくれた。
「たぶん、タヌキじゃないだろうか・・。」と、鶏小屋の進入場所を見てくれた。
「これにニワトリをここに入れて、キツネなどを呼び寄せるといいんだ。」と、捕獲方法の伝授。
なるほどと、説得力のある豆おやじに話に、ただただ感心のヒゲおやじ。

「小屋の内側に、おとりのニワトリ入りのかごを準備。」

「小屋の内側に、おとりのニワトリ入りのかごを準備。」

黒松内移住して、お付き合18年。
豆オヤジのすごいのは、いっぱいお世話かけた18年なのに、
一度も、
「こんなことをしてやった。」などと、一度も私に言ったことがない。

「緑を求めて走り回るニワトリたち」

「緑を求めて走り回るニワトリたち」

豆おやじの作戦で、にっくきタヌキが捕まったら、
鍋いっぱいの「タヌキ汁」を、腹いっぱい豆おやじにご馳走するとしょう。

〖お久しぶり 僕タンタン〗

「小さい捕獲器。プリンが御用となる」

「小さい捕獲器。プリンが御用となる」

ニワトリがまた襲われました。
トータル、20羽ぐらいです。
罠をしかけたらプリンが捕まるし、夜の見回りしない暢気な僕にあたるわで、
ヒゲおやじ怒り心頭。
そこで、黒松内役場で本格的なキツネ捕りを借りてきました。
それもふたつも。

「大きき捕獲器。餌はブタの骨。僕が捕まりそう。」

「大きき捕獲器。餌はブタの骨。僕が捕まりそう。」

「すぐにかかりますよ。」と役場の人が言っていたけど、今のところ成果なしです。
僕たちは、夜ぐっすり快適に朝まで眠ります。
なのになぜか、ここ数日夜間クサリにつながれます。
ヒゲおやじは、僕たちを信用していないということでしょう。

「金網を食いちぎって進入。補強された金網。」

「金網を食いちぎって進入。補強された金網。」

はやく、キツネかタヌキ捕まったらいいのにね。
ヒゲおやじに捕まるキツネかタヌキは、どんな顔をしているのでしょう。
まあ、僕たちほど賢くはないでしょう、きっと。

〖ありがとうしか言えなくて・・・〗

「倒れなかった木をトラックターで引っ張り出す」

「倒れなかった木をトラックターで引っ張り出す」

 落葉の林(カラマツ)を間伐するので、もしよかったらその木使いますか。」と伝えに、
タンポポハウスまでわざわざ訪れてくれた、黒松内の友。
こちらの心内を読み取ったようなタイミングだった。

 

「トラックターで林の外に引き出す」

「トラックターで林の外に引き出す」

実は、昨年もたくさんの落葉の木を貰ったばかり。
さて、鶏小屋を建てようと見取り図を作ったところ、本数が足らないことに気づく。
「さあ、足らない分どのようにするか。」と数日思案していたのだった。

 

早速、現地に。

 

「適当な木を欲しい分、伐っていいよ。」と林の中で、彼は言ってくれた。
彼の父が若いときに植林し、彼が守ってきたものだと思うと、
「はい、分かりました。」とは、すぐには伐れなかった。

「引き出された木々」

「引き出された木々」

 チェンソーのエンジンを始動して、1本目の木に向かった。
『ありがとうございます。大事に使わせてもらいます。』
亡き彼の父と彼と木に向かって、心の中で素直に手を合わしていた。
「バリバリバリー、バッサー。」と大きな音をたてて、20M以上ある木は、
あっという間に倒れた。

 

黒松内に移住して以来の彼の好意を思うと、カラマツ林で感慨無量となる。

〖雪解けが進む、黒松内岳〗

「山の木々も見え出しました」

「山の木々も見え出した」

「こんな年も珍しいべ。」と畑の雪を見ながら、歌才長老のTさん。
「ジャガイモあるかい。」と畑で越冬した野菜を持って帰りなと奥さん。
「自然の力に人間なんか勝てるもんでねえ。自然に従うしかないべ。」と、畑仕事に焦る私に
静かな口調でTさん。

 

「Tさんたちの薪作りの写真を撮りに来たのですが、山にいなくて・・・。」
「今日で終わったんだ。トラックターが畑に入れるまで、薪はそのままだ。」

「左に見えるトドマツと同じ大きさの木が伐採された」

「左に見えるトドマツと同じ大きさの木が、伐り倒された」

一年分以上の薪を二人で作る作業を写真に収めようと思っていたら、
Tさんたちの作業の方が早く終了してしまった。

 

一年分の薪とは、高さ7・8メートル、周囲2メートル(直径60センチ少し)の木が4本。
切り倒し枝を掃い、輪切りにする。そして、割って自宅まで運び積む。

「薪割りは奥さんの作業。細い細い枝も丁寧に束ねられていた」

「薪割りは奥さんの作業。細い細い枝も丁寧に束ねられていた」

「介護保険払っているけど、ワシらひとつも使ってねえぞ。ワシらみたいなもんに、
 税金もう少しなんとかしてくれないべか。こうして頑張っているべし。」」

 

この国が求める後期高齢のお手本のようなお二人。
ご主人80と少し。奥さん80にもうすぐ。

 

彼らは、つづまやかな生活を今も昔もこの地、歌才で送っている。

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