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2009年11月の記事

『以心伝心』

「お父さん、何か欲しいものない?デパートに寄るけど。」と相棒さんからの電話。
相棒さんは、函館にて土曜から泊り込みで体操の指導。

 

「別に欲しいもんないわ。」とすぐに電話を切る。
それから2時間後、突然欲しいものが浮かぶ。

 

すぐさま電話をしてみる。                                   

「今どこ?」
「今、汽車の中。」
「そうか・・・。」
「どないしたん?」
「別にええねん。」
「メール見た?」
「見てない。」

 

「メールに書いたけど・・・お父さんに『帽子』買って来てん。」
「ええ!!ホンマに!」
「きっと似合うとおもうわ・・・」

 

「大切にしまっっさ」

「選んだ人のセンスがいいねえ」

 

私が突然欲しいと思ったのは、『帽子』だったのだ。
さすが、私の相棒さんなのだ。『ありがとう。無くさんようにします。』

『わーい ええ天気やでえ~』

「雪の下の雑草を求めて」

「雪の下の雑草を求めて」

久しぶりの晴天。
ニワトリたちも道路に出て、太陽を浴び気持ちよさそう。

「雪中散歩のニワトリたち」

「雪中散歩のニワトリたち」

今日、やっとブルベリーの冬囲いが終了。
明日からはニワトリの餌を煮る、来春までの薪の準備。
外の冬支度、今週ですべてを終えたいのだが・・・。

「来年も頼みまっせ ブルーベリーさんたち」

「来年も頼みまっせ ブルーベリーさんたち」

『ああ・・・これも懐かしい光景や!』

「エントツから薪ストーブの白い煙」

「エントツから薪ストーブの白い煙」

今日もこんなに雪が降った。
まだ外の片づけが残っているが、今日は薪ストーブの横で白花豆と黒大豆の殻取りをする。
「今日、なんかええことないかなあ」と私。
「あの映画、いつやったやろ?」と相棒。

 

相棒、チケットを見て、
「今日やんか、おとうさん!ほんまに!」
「ほんまか!何時からや!」という具合に計画性のない夫婦は、
それから大忙しいの夕方になった。

 

隣町、長万部町にての上映会。
上映前に、
『車にガソリンを入れんと。図書館に行かんと。温泉に入らんと。』
隣町に映画を見に行くにも、あれもこれもの二人。

 

長万部文化ホールにて、映画「おくりびと」の上映が始まる。
「ジージージー・・・」とフイルムの巻く音。映写機から流れる光。
『ああ・・・懐かしいなあ・・・。』となぜか深く感動。
 
大きく写された俳優を見て、
『かれこれ映画も20年以上も見てないなあ・・。』と
感慨深くスクリーンを眺めていると、

 

後ろの席からご婦人達が、
「やっぱりね。」
「そうだ、そうだ、そのとおりだ。」
「ええ、なあーんだ。」
「かわいそうにね。」
「よかった、よかった。よかったね。」など場面が変わるごとに、
小声ではない批評が2時間もつづく。

 

最初はええ!なんでやねんと思えたが、
2時間にも及ぶご婦人たちの鑑賞マナーに、
「ああ・・・これも懐かし光景や。」と諦められた。
映写機の音と光ともに、昔の映画館の光景が懐かしく甦った。

 

そして隣の席からは、感動の「啜る音」が何度も聞こえ、
私にとって、より懐かしい上映会となった。

「今月いっぱいで喫茶店はお休みになる予定」

「今月いっぱいで喫茶店はお休みになる予定」

『・・・と言うわけで、今年の・・・』

「なかなかのナイフさばきですねえ」

「なかなかのナイフさばきですねえ」

相棒さんのふるさとから送られる「渋柿」剥きは、
私一人の孤独な作業となった。
約400個近い渋柿剥きで、、私の右手の指関節は腱鞘炎になりそうだった。

「このようにひとつひとつ吊っていきます」

「このようにひとつひとつ吊っていきます」

北海道の冷たい風と冬の太陽で、「渋柿」は「甘柿」へと熟成する。
白く粉がふいた渋柿は、薪ストーブの横でお茶のお供に、焼酎のお供にとなる。
そして、タンポポハウス特性の「薬草茶」の重要な役割ともなる。

「太陽と冷たい風が美味しくしてくれます」

「太陽と冷たい風が美味しくしてくれます」

『ドーン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!』

「イギリスの牧草積み」

「イギリスの牧草積み(今日のブログとは無関係です)」

真夜中に6回の大きな揺れ・・・と感じた?
地震か、それとも夢か・・・と思った?
地震なら大きい方だ・・・と思ったが、
相棒はいやに静かなので、私は再び眠りに。

 

朝。
「お父さん、ちょっとこことここ、見てくれへん。」と相棒さん。
 ヒジと大きなオケツを見せられる。
「なんやこれ!」と思わず声が出た。
相手をいたわると言う声ではなく、昨夜の不確かな音の原因が解明された
喜びの声であった。

 

肘と臀部に濃い青あざができている。
「大丈夫か、そうとうな打ち身やで。」と、ここではいたわる。
「いつも履かない靴下履いていたんや。それで2階から・・・。」
「あほやなあ、気つけんと若くないやから。」とシップをしながら、
ここでも不再びいたわる。

 

「でもなあ、えらいやろ私。ふつう(なにと比べて普通か理解しがたい)やったら、
 骨折やワ。尾骶骨、絶対に骨折してたワ、ふつうやたら(2回目の「ふつう」がでた)。
 こことここだけの打ち身で済んだもん。」
「そう・・・・やなあ(そうかなあ・・・?)

 

相棒さんの大オケツには、青い横筋のあざが6本、落ちた階段の数だけあった。

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