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タンポポハウスの出来事。

〖もつべきものは友・・・かな?〗

「この重機も彼の紹介で手に入れて、5年になる」

「この重機も彼の紹介で手に入れて、5年になる」

孫たちが帰ったので、安全だからと重機を動かしたらトラブル発生。
重機のキャタビラが歯車からずれたのだ。
鶏小屋づくり再会5ヶ月ぶりのやる気が一気に吹き飛んだ朝。

 

明日、修理を業者に頼もうと思ったが、何とかできるのではと思い、
挑戦したが無理だった。
そこで、友人に連絡。
「ユンボのキャタビラが外れて・・・私でも修理できますか?・・・。」
友人は即、
「できますよ・・・そこのネジを・・・・・・・・。」と言ってくれたが諦めて、
「ありがとう、忙しい時間にすみません。明日業者に連絡します。」と電話を切った。

 

それから5時間後、彼が突然タンポポハウスに現れる。
それも私に挨拶するでもなく、重機に向かって修理作業開始。

 

慌てて私は、重機のそばへ。
「このやり方を見ていてください。業者を呼ばなくても、これを覚えれば
自分で今度からできますから。」
修理作業所要時間20分ぐらいだった。
おかげさまで、明日からの作業が可能になった。

 

彼のタンポポハウスまでの往復所要時間は2時間少し。
修理費代金を受け取らない彼、
「又、困ったことあったら連絡ください。すぐには来れませんが。」と、
いつものごとく帰ってしまった。

 

彼とのお付き合いも黒松内移住して以来16年目。
お金のやり取りだけや技術の伝授だけの人間関係だけでなく、
人と人のつながりの大切を今日も彼から教えられた。

「彼が言った、鳥小屋建設すると言ってから5年になりますね」

その分、鶏小屋作り頑張らなくては・・・と思った今日だった。

〖夏の終わりと秋の始まり〗

「写真を撮りに行ったが、反魂草の背丈が思ったより高かった」

「反魂草の背丈が思ったより高かく、タンポポハウスが見えにくい」

大阪では35度の日が続いているが、
暑かった北海道の夏も朝夕めっきり涼しくなってきた。

 

タンポポハウスの周りの草花も夏から秋への模様替え。
夏の花の反魂草もそろそろ終わり。
今年はいやに反魂草の勢いが目立ったように思う。

「ホオズキで楽しそうに孫たちは遊んでいた」

「ホオズキで楽しそうに孫たちは遊んでいた」

ススキの穂が秋を知らせている。
ホオズキも青から赤へ。

「ビールの原料のホップ」

「ビールの原料のホップ」

そうそう、タンポポハウスのホップのツルに、
いっぱいの実がなった。

 

栗の木にも実がいっぱい。
今まで見たことのなったクルミの木にも。

 

こんな暑い北海道は、移住して20年で2回目の体験だと話している。

〖手で捕まえられたら、飼ってええネン。〗

「袋のヘビを捨てに行く前の孫たち」

「袋のヘビを捨てに行く前の孫たち」

黒松内生活も、あと少しとなった孫たち。
カブトムシもクワガタも獲ったし、川でウグイやヤマメも網で捕まえた。
キタキツネにエゾシカたちも見た。
おまけに見たかった爬虫類を札幌の動物園で見れた。

 

しかし、もうひとつ捕まえたったものがあった。
北海道に来る前から、
「じぃーじぃー、捕まえといてなあ。持って帰るんやから。」と私に催促していたもの。
その願いが今日叶ったのだ。
私が大きらいな爬虫類の「ヘビ」の捕獲。

 

捕獲して捨てようとすると、どうしても手でつかみたいという孫。
彼の母親も彼の婆さんもおおいに孫のすることに乗る気だが、私は絶対にいや。

「嬉しそうにヘビを持ち上げる孫」

「嬉しそうにヘビを持ち上げる孫」

袋から出したヘビを恐る恐るつかみ大喜びの孫。
次は首に回して・・・。
「どんな感じ?気持ちエエ?どんな匂い?よかったなあ・・。」と
野次馬たちは勝手なもの。

 

記念にと写真収め、その後ヘビ君を捨てに行く。
その車の中で、
「じぃーじぃー、あのなあ・・・今度見つけたら捨てんでほしいネン・・・。
 たのむから・・・今度は持って帰りたいネン。」
「あかん。持って帰ってら餌どうするネン。」
「あのなあ・・・ペットショップに売ってるやで。」
「そんなん、あかん。逃げたら近所迷惑や。パパどういうてんや。」
「北海道行ってヘビ素手で捕まえたら、飼ってええゆうてん。」

 

タンポポハウスのモンゴル人のサイハナさんいわく、
「沢山ヘビを見ると幸せがくる。抜け殻を財布に入れるとお金がふえる。」とか。
今の私は幸せも十分だし、お金は不十分だけどヘビ君はいらない。

「町道歌才2号線で自由に遊ぶ孫たち」

「町道歌才2号線で自由に遊ぶ孫たち」

私は明日の孫たちの行動が怖い。

    〖人工衛星・流れ星が飛び交うタンポポハウスの夜空〗

    「初めての体験火おこし」

    「初めての体験、火おこし」

    「あっ、あそこに飛んでる。」
    「ほら、そこに流れた。」
    「あ!あれ!、ゆっくり右から左へ・・・。」
    「もう3回も見た。」

     

    夏の夜空を家族で、バーベキューつき星鑑賞会。
    タンポポハウスの周りには、まったく光がない。
    だから、くっきりと星空が眺められるのだ。
    「綺麗な星空のタンポポハウス」を認定してくれる人がいる。
    モンゴル人の「サイハナさん」だ。

    「あっ!今流れた。どこどこ。」

    「あっ!今流れた。どこどこ。」

    11年前にタンポポハウスで三ヶ月滞在した。
    長女とは姉妹のようであり、私達の娘でもある。娘がモンゴルに滞在した時、彼女がモンゴルの星空の鑑賞をすすめたが、
    興味を持たなかったそうだ。
    そのわけは、タンポポハウスの星空を見たときにわかったとか。
    「タンポポハウスは小さなモンゴル」とその当時、評してくれた。

     

    今夜の夜空も綺麗だった。
    モンゴルでは流れ星を見ることは、あまりいい思いがないとか・・・。
    今宵は楽しく、流れ星と人工衛星を見つけあった。

    「ほんま、今日の夜空きれいやなあ」

    「ほんま、今日の夜空きれいやなあ」

    「人の生活は豊かになったけど、モンゴルの人たちのような生活に、
     人間は戻るような気がします。」

     

    ロウソクの炎を見ながら彼女がポツリと言った。

    〖アンニョンヒ ガセヨ。アンニョンヒ ゲセヨ。〗

    「相棒さん特製キムチ入りピザ 韓国人にはもうひとつだった」

    「相棒さん特製キムチ入りピザ 韓国人にはもうひとつだった」

    二日間滞在した韓国のご夫婦が帰国した。
    6年ぶりの再会だった。
    奥さんは現在、大学院生で日本の文化などを研究しているそうだ。
    この6年間は、人生で一番勉強していると嬉しそうに話していた。
    彼女の40歳後半の決断とその努力に、ご主人が「真面目で努力の人」だと
    心から尊敬していた。

    最寄のJRの駅「蕨岱」まで送りに言った。
    二人とも日本語が堪能だった。
    もちろん、最後のお別れのあいさつは日本語。

    「あなたたちが韓国に来ないから、私たちが先に来た。」と素敵なご主人。
    有難い言葉に二人は感動。

    汽車が到着、
    「先ずはお二人で下見に来てください。」とご主人。
    「今度は田中さんたちの番です。待っていますね。」と奥さん。
    「二人できっと訪れますから!」と大声で、
    遠ざかる一両編成の汽車に手を振りながら答えた。

    人と人のつながりの大切さとその暖かさを
    お隣の国、韓国の彼らから教わった

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