〖大阪からの移住者 酪農家〗
6・7年ほど前、我が家に移住の相談に来た大阪出身のFさん。
しっかりと北の大地に根をおろし、夫婦で酪農業を営んでいる。
以前の職業からの酪農家への転職は、想像を絶する。
その彼らの次男坊が自宅から約80km離れたタンポポハウスを
自転車で訪れてくれた。
確か初めて会ったときの彼は、小学生4・5年生だったように思う。
2回目の出会いだが、身も心も大きくなっていた17歳。
北海道一周の予行練習とか。
あいにく雨の夜をテントで過ごした彼だが、
すがすがしく今日の朝タンポポハウスを発った。
「兄ちゃんと君にはまだまだ親は金が要るけど、
あんたの両親なら大丈夫や。経験のないのによう頑張っているわ。」
その私の言葉に彼はしっかりとうなずいていた。
その顔に、両親への信頼と尊敬をみた。
たったの6・7年で、農業を軌道に乗せることは大変なことだ。
そして、見知らぬ土地での人間付き合いも大変なことだったはず。
「おかあさんに言うといて、一升瓶もっていくから飲もうって。」と彼を見送った。









タンポポハウス