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『しばれる日に、あったかな話。』

「今日の朝のタンポポハウス」

「今日の朝のタンポポハウス」

「551のぶたまん」

「551のぶたまん」

 

朝起きたら窓の外が真っ白。
「ウッ!そー!今は春だぞ!」と叫びに近い声が出た。
今週の終わりは、5月だというのに。

 

お泊りのお客さんをぶなセンターに送るため、
変えたばかりの「夏タイヤ」を「冬タイヤ」に朝の6時から交換作業。
雪は一日降り続いた。
タンポポハウス近くの「ミズバショウ」や「カタクリ」の花は、
雪の中で縮かんで咲いていた。
なぜか「ウグイス」だけは、いつものように元気で鳴いていた。

 

この天気で喫茶店は、暇な一日。
外作業も出来ないのですこし落ち込んでいた。ら、
夕方ふたついいことがあった。
ひとつは、先日宿泊された大阪のお客さんから「私の大好物」が届く。
「551の蓬莱のぶたまん」。
ああ、食べたいなあと思っていたところ。
さすが大阪人。
友人にもおすそ分け。
美味しいものは、みんなでいただくとより美味しくなる。

 

友人が帰ったすぐに、1キロ奧のお隣さんから電話。
「フキがあるから取りに来ないか。」
『その辺にもあるのになんでかな。』と内心思った私が実にあさはか。

 

お隣さんのご主人いわく、
「このようすだと、明日もしばれる(凍えるぐらい寒い)。今日中にフキを取っておかねば、
 フキはだめになってしまうべ。」と袋いっぱいくれた。

 

「地で生きる人の生活の知恵だね。」と相棒。
「ものごとを知っているということは、生活に根ざしていることなんだね。」と私。

 

愛情入りのぶたまんと思いやり入りのフキで、寒い夜がすごく暖かくなった。

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