『湯婆(湯たんぽ)』
寝込んでしまった。
一日中体調不良。
腹痛、吐き気、めまい、微熱が続きうなされた。
その時、最近死んだ「ボノ」を思い出した。
新型インフルエンザかな・・・と思ったが、
直感的に違うと、根拠のない確信。
愛犬だったボノは、不調の時にしていたことがあった。
食事を取らずに寝床でじっと何日も静かにしていた。
水だけは飲んでいた。
絶食だ。
ボノを見習い私も試みた。
24時間の絶食。
うとうととした。
夢なのか、遠い遠い昔の我が家が現れた。
おんぼろ我が家の寒い冬。
母親が「コタツ(アンカのこと)」の準備をしている。
「炭団(たどん)」に火を入れている。
炭団を灰の入った瓦製の容器に入れ、焼き物で出来ている「行火炉」に納め、
布団の足元にもぐりこませる。
兄弟4人が我先にとコタツを探し、布団に潜り込む。
貧しかったが、幸せだった。
眠りから覚めると、相棒が「湯たんぽ」を運んでくれた。
湯たんぽも暖かかったが、相棒さんの気遣いがとても暖かかった。
「湯たんぽ」は「湯婆(tangpo)」とあった。
日本に入って「湯湯婆(ユタンポ)」と呼ぶそうだ。
「婆」は「妻」の意味。
「妻の変わりに抱いて暖を取るという意味」だそうだが、
私の相棒さんは、そこまでしてはくれなかった。
2009 年 12 月 21 日 5:55 PM | カテゴリー:ヒゲオヤジの独り言。 | コメント(5)


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