『ああ・・・これも懐かしい光景や!』
今日もこんなに雪が降った。
まだ外の片づけが残っているが、今日は薪ストーブの横で白花豆と黒大豆の殻取りをする。
「今日、なんかええことないかなあ」と私。
「あの映画、いつやったやろ?」と相棒。
相棒、チケットを見て、
「今日やんか、おとうさん!ほんまに!」
「ほんまか!何時からや!」という具合に計画性のない夫婦は、
それから大忙しいの夕方になった。
隣町、長万部町にての上映会。
上映前に、
『車にガソリンを入れんと。図書館に行かんと。温泉に入らんと。』
隣町に映画を見に行くにも、あれもこれもの二人。
長万部文化ホールにて、映画「おくりびと」の上映が始まる。
「ジージージー・・・」とフイルムの巻く音。映写機から流れる光。
『ああ・・・懐かしいなあ・・・。』となぜか深く感動。
大きく写された俳優を見て、
『かれこれ映画も20年以上も見てないなあ・・。』と
感慨深くスクリーンを眺めていると、
後ろの席からご婦人達が、
「やっぱりね。」
「そうだ、そうだ、そのとおりだ。」
「ええ、なあーんだ。」
「かわいそうにね。」
「よかった、よかった。よかったね。」など場面が変わるごとに、
小声ではない批評が2時間もつづく。
最初はええ!なんでやねんと思えたが、
2時間にも及ぶご婦人たちの鑑賞マナーに、
「ああ・・・これも懐かし光景や。」と諦められた。
映写機の音と光ともに、昔の映画館の光景が懐かしく甦った。
そして隣の席からは、感動の「啜る音」が何度も聞こえ、
私にとって、より懐かしい上映会となった。
2009 年 11 月 22 日 12:22 AM | カテゴリー:タンポポハウスの出来事。 | コメント(2)



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