『生れ、生き、そして死ぬ。』
北海道で出会ったYさん。
共に旅をしたこともあった。
Yさんの周りは、朗らかな笑い声がいつも絶えなかった。
それでいて、人に対しての細やかな気配りを忘れない人柄だった。
そのYさんが、60歳という若さで逝った。
『余命半年』と医者からの突然の告知、そして半年後に。
「半年しかないのでなく、この命は半年もある。」とご家族に言い切り、自然体で
最後まで明るく生きたそうだ。
告別式の参列者に対して「お別れの言葉」を残した。
「ありがとう」「感謝します」の言葉が何度も何度も繰り返された。
「生れてきてよかった」「素敵な家族とであってよかった」「みなさんありがとう」で
終わった。
半年の月日の中で、どのような心をもって「生と死」と向かい合ったのだろうか。
もっと生きたかったに違いないのに・・・「もっと生きたかった」とは一言もなかった。
小心者の私には、到底及ばない心の置き方。
60歳という年齢は、あまりにも若すぎる。
2009 年 9 月 30 日 11:17 PM | カテゴリー:タンポポハウスの出来事。 | コメント(2)


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