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『生れ、生き、そして死ぬ。』

「室蘭の空は、きれいな青空だった」

「室蘭の空は、きれいな青空だった」

北海道で出会ったYさん。
共に旅をしたこともあった。

 

Yさんの周りは、朗らかな笑い声がいつも絶えなかった。
それでいて、人に対しての細やかな気配りを忘れない人柄だった。

 

そのYさんが、60歳という若さで逝った。
『余命半年』と医者からの突然の告知、そして半年後に。

 

「半年しかないのでなく、この命は半年もある。」とご家族に言い切り、自然体で
最後まで明るく生きたそうだ。

 

告別式の参列者に対して「お別れの言葉」を残した。
「ありがとう」「感謝します」の言葉が何度も何度も繰り返された。
「生れてきてよかった」「素敵な家族とであってよかった」「みなさんありがとう」で
 終わった。

 

半年の月日の中で、どのような心をもって「生と死」と向かい合ったのだろうか。
もっと生きたかったに違いないのに・・・「もっと生きたかった」とは一言もなかった。
小心者の私には、到底及ばない心の置き方。

 

60歳という年齢は、あまりにも若すぎる。

コメント

悟りを開いたような凄い方ですね。俺にも到底真似ができそうもないです。
数年前、高校時代の担任が定年になるので送別会を群馬県で開くと言う案内がきました。遠いので参加しませんでしたが、当時の同級生の名簿を送ってもらったら、物故者が5名位いました(80人中)
当時の顔が浮かんできました。あっあいつが!あいつも。50代前半で…。
その時思いました。俺はまだ生きている。生きるって楽なことばかりじゃないが、これって幸せなんだな…と。

2009 年 10 月 1 日 9:30 PM | TKO

TKOさん

「生まれた時から死にむかって生きる」と
いう考え方があるそうです。
「今日一日生きていて良かった」と思えたり、
「今日一日穏やかだった」と振り返れる日々が、
これから必要なように思えます。

2009 年 10 月 2 日 11:17 PM | admin

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